6月に種まきできる野菜と植え付けできる野菜10選|初心者におすすめの育てやすい野菜たちをご紹介します
こんにちは!家庭菜園を楽しむ○○です
6月は気温が高まり、野菜の生育がぐんと加速する季節。夏に向けて種まきや植え付けに最適な野菜がたくさんあります!
今回は、6月に「種まき」できる野菜と、6月に「植え付け」できる野菜をそれぞれ5種類ずつ、合計10種類をご紹介します。
それぞれの野菜について、
- ✅ 連作の可否
- ✅ 原産地
- ✅ おすすめ品種
もあわせてご紹介しますので、初心者の方にも安心して育てていただけますよ✨
6月に種まきできるおすすめ野菜5選
小松菜(こまつな)
- 種まき時期:通年(6月も◎)
- 収穫まで:約30〜40日
- 連作:OK(ただし輪作推奨)
- 原産地:日本
- おすすめ品種:楽天・はやどり小松菜・味美菜
- ポイント:短期間で育ち、毎日の料理に使える便利な野菜です。路地以外にもプランターで も簡単に栽培できます。小松菜は連作に強い野菜ですが、過度な連作は避けるべきです。1~2年は栽培する間隔を空けた方が無難です。
空芯菜(エンサイ)
- 種まき時期:6月〜8月
- 収穫まで:約30日
- 連作:OK
- 原産地:東南アジア
- おすすめ品種:品種なし
- ポイント:東南アジア原産の為暑さに強く、真夏でも毎日ぐんぐんと育ちます。葉物が少ない夏に重宝する野菜で、炒め物にすると抜群に美味しいです。日本ではあまり馴染みのない野菜ですが、中国料理では定番の野菜になります。
つるありインゲン(つるなしインゲン)
- 種まき時期:5月下旬〜7月中旬
- 収穫まで:約60日
- 連作:不可(1〜2年あける)
- 原産地:中央アメリカ
- おすすめ品種:ケンタッキー101・成平
- ポイント:つるを支柱に誘引する必要がありますが、初心者でも簡単にたっぷりと収穫できます。つるなしタイプであれば支柱をたてる必要はありません。
モロヘイヤ
- 種まき時期:6月上旬〜中旬
- 収穫まで:約40日
- 連作:OK(ただし1年空けるとより良い)
- 原産地:エジプト
- おすすめ品種:モロヘイヤ中葉・やわらかモロヘイヤ
- ポイント:野菜の王様と呼ばれるほど栄養満点で、暑さに強く病害虫にも強い野菜です。
スイートコーン
- 種まき時期:4月下旬〜6月中旬
- 収穫まで:約80〜90日
- 連作:不可(2〜3年空ける)
- 原産地:メキシコ
- おすすめ品種:ゴールドラッシュ・ピーターコーン・ハニーバンタム
- ポイント:複数本まとめて植えると受粉率がアップし、収穫量が増えます。採れたては甘さが段違いで生食も出来ますので、畑でのもぎたてを堪能してみてください。最近は害虫被害防止の観点から早植えで2月頃に植える方法が確立されています。
6月に植え付けできるおすすめ野菜5選
ナス
- 植え付け時期:4月下旬〜6月中旬(苗)
- 収穫まで:約60〜70日
- 連作:不可(2年以上空ける)
- 原産地:インド
- おすすめ品種:千両二号・くろわし・長ナス
- ポイント:ナスは水がたくさん必要な野菜なので、水やりをしっかりとおこなって下さい。長く収穫を楽しみたいなら、夏の終わりに一度剪定と追肥をおこなうと秋ナスも楽しめます。
ミニトマト
- 植え付け時期:4月下旬〜6月中旬
- 収穫まで:約40〜50日
- 連作:不可(3~4年空ける)
- 原産地:南米(アンデス山脈の高地)
- おすすめ品種:アイコ・千果・シュガープラム
- ポイント:日当たり良好な場所に植えれば、1株でもたくさんの実が収穫出来ます。アンデス山脈の高知が原産地である為、日本の猛暑には耐えられず夏で枯れてしまう可能性が高いですが、夏を越せれば11月頃まで長く収穫出来ます。また、水が多いと実が割れすっぱくなりますので水は少なめで育ててください。種の発芽率が高いので、スーパーで販売されているミニトマトを土に埋めても育ちます。
ピーマン
- 植え付け時期:6月中旬まで(苗)
- 収穫まで:約60日
- 連作:不可(2〜3年空ける)
- 原産地:中南米
- おすすめ品種:京みどり・こどもピーマン・ニューエース
- ポイント:害虫が少なく育てやすい野菜です。日当たりと風通しの良い場所で育てると次から次に実がなります。近年の猛暑の影響で夏場に一時的に収量が落ちますが、涼しくなってくるとまた実が付き始めます。
ズッキーニ
- 植え付け時期:5月下旬〜6月上旬
- 収穫まで:約40〜50日
- 連作:不可(2〜3年空ける)
- 原産地:中南米
- おすすめ品種:ダイナー・グリーントスカ・オーラム
- ポイント:株が大きくなるので間隔を取って植えると次々と実がなります。受粉を助けると実つきが良くなり、1株でもかなり実ります。
バジル
- 植え付け時期:5月〜6月
- 収穫まで:約30〜40日
- 連作:OK
- 原産地:インド
- おすすめ品種:スイートバジル・レモンバジル
- ポイント:摘心でわき芽を増やすと長く楽しめ、トマトとの相性が抜群なので、トマトと一緒に植えましょう。香り豊かで料理に大活躍します。
連作障害とは?
連作とは、同じ場所に同じ科の野菜を毎年育てること。連作を続けると土壌に特定の病原菌が増え、野菜がうまく育たなくなります。
対策:
- ✔ 畝やプランターの場所を変える(輪作)
- ✔ 土のリサイクル材や太陽熱消毒を活用
- ✔ 連作に強い品種を選ぶ
初心者が家庭菜園を始めるときのコツ
- 日当たりの良い場所を選ぶ
- 水やりは朝か夕方に
- 間引きと追肥で野菜が元気に育つ!
- 収穫期を見逃さないように注意しよう
まとめ
6月は種まきも植え付けもできる野菜が豊富にある季節です。気温も安定しており、初心者にとっては野菜栽培を始める絶好のタイミングです。
今回ご紹介した10種類の野菜は、どれも育てやすく、収穫が楽しみになるものばかりです。
育ててみたい野菜があったら、ぜひこの機会に家庭菜園デビューしてみてくださいね!
それでは、次回の記事もお楽しみに