7月に種まきできる野菜と植え付けできる野菜10選|初心者におすすめの育てやすい野菜たちをご紹介します【家庭菜園】

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7月に種まきできる野菜と植え付けできる野菜10選|初心者におすすめの育てやすい野菜たちをご紹介します 月別おすすめ野菜
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7月に種まきできる野菜と植え付けできる野菜10選|初心者におすすめの育てやすい野菜たちをご紹介します【家庭菜園】

こんにちは!

梅雨明けから本格的な夏を迎える7月。「もう野菜は植えられないのでは?」と思いがちですが、実は7月でも育てられる野菜はたくさんあります!

今回は、7月に種まきできる野菜5選と、植え付けに適した野菜5選を、初心者向けにわかりやすくご紹介します。

それぞれの野菜について、

  • ✅ 連作の可否
  • ✅ 原産地
  • ✅ おすすめ品種

もあわせてご紹介しますので、初心者の方にも安心して育てていただけますよ✨


7月に種まきできる野菜5選

空芯菜(エンサイ)

  • 種まき時期:6月〜8月
  • 収穫まで:約30日
  • 連作:OK
  • 原産地:東南アジア
  • おすすめ品種:サカタのタネ「エンツァイ」
  • ポイント:東南アジア原産の為暑さに強く、真夏でも毎日ぐんぐんと育ちます。葉物が少ない夏に重宝する野菜で、炒め物にすると抜群に美味しいです。日本ではあまり馴染みのない野菜ですが、中国料理では定番の野菜になります。

つるむらさき

  • 種まき時期:5月~8月
  • 収穫まで:約30日
  • 連作:OK
  • 原産地:東南アジア
  • おすすめ品種:サカタのタネ「つるむらさき」
  • ポイント:粘りのある葉が特徴で、暑さに強く、夏にぴったりの野菜です。つる無しの品種を選べば支柱をたてる必要が無く家庭菜園向きです。種が硬いので、一晩水に浸けてまくと芽が出やすくなります。

モロヘイヤ

  • 種まき時期:6月上旬〜7月中旬
  • 収穫まで:約40日
  • 連作:OK(ただし1年空けるとより良い)
  • 原産地:エジプト
  • おすすめ品種:モロヘイヤ中葉・やわらかモロヘイヤ
  • ポイント:野菜の王様と呼ばれるほど栄養満点で、暑さに強く病害虫にも強い野菜です。

ラディッシュ(20日大根)

  • 種まき時期:通年(7月も◎)
  • 収穫まで:約20日
  • 連作:不可(1〜2年空ける)
  • 原産地:地中海沿岸
  • おすすめ品種:レッドチャイム、コメット
  • ポイント:この時期に蒔けば、種まきから約3週間で収穫可能です。初心者におすすめのスピード野菜です。

小松菜(こまつな)

  • 種まき時期:通年(7月も◎)
  • 収穫まで:約30〜40日
  • 連作:OK(ただし輪作推奨)
  • 原産地:日本
  • おすすめ品種:楽天・はやどり小松菜・味美菜
  • ポイント:短期間で育ち、毎日の料理に使える便利な野菜です。路地以外にもプランターで      も簡単に栽培できます。小松菜は連作に強い野菜ですが、過度な連作は避けるべきです。1~2年は栽培する間隔を空けた方が無難です。

7月に植え付けできる野菜5選

さつまいも(苗)

  • 植え付け時期:5月~7月
  • 収穫まで:約120~140日
  • 連作:不可(3年以上空ける)
  • 原産地:中南米
  • おすすめ品種:紅はるか、安納芋、シルクスイート
  • ポイント:昨今は温暖化の影響で、冬の始まりが遅い為、7月の植え付けでもギリギリ年内までに収穫可能です。乾燥にも強く、夏の太陽を浴びて元気に育つ為、初心者にも大人気の野菜です。ただし、7月に植える場合は、苗を育苗して大きく育てたものを使ってください。

オクラ(苗)

  • 植え付け時期:5月~7月
  • 収穫まで:約30日
  • 連作:不可(2年以上空ける)
  • 原産地:アフリカ北東部
  • おすすめ品種:エメラルド、島オクラ
  • ポイント:暑さに非常に強く、長期間収穫可能な夏を代表する野菜です。しっかりと育った苗を植え、収穫適期を越すと直ぐに固くなるので、収穫間じかになったら定期的に確認してみてください。

パクチー(苗)

  • 植え付け時期:5月~7月
  • 収穫まで:約30日
  • 連作:OK
  • 原産地:地中海沿岸
  • おすすめ品種:コリアンダーグリーン、香菜
  • ポイント:エスニック料理の定番野菜で、好きな人には堪らない野菜です。暑さに強く、害虫にも強いので初心者にも育てやすく、プランターで一株育てておくと重宝します。

九条ネギ(苗)

  • 植え付け時期:7月~8月
  • 収穫まで:約30日
  • 連作:不可(2年以上空ける)
  • 原産地:中国
  • おすすめ品種:九条太、九条細ねぎ
  • ポイント:関西では定番の青ねぎで、夏場も植え付け可能で長く収穫できます。また、土寄せすれば長ネギのように白い部分が出来ます。分けつして増えていく為、一本の九条ネギから無限に栽培する事も可能です。
  • 詳細な育て方
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つるなしインゲン(苗)

  • 植え付け時期:7月~8月
  • 収穫まで:約30日
  • 連作:不可(2〜3年空ける)
  • 原産地:中南米
  • おすすめ品種:つるなしジャンビーノ、アーロン
  • ポイント:病害虫に強く、場所を取らずに育てられる初心者向けの豆野菜で、つるを支柱に誘引する必要がありますが、初心者でも簡単にたっぷりと収穫できます。

連作障害とは?

連作とは、同じ場所に同じ科の野菜を毎年育てること。連作を続けると土壌に特定の病原菌が増え、野菜がうまく育たなくなります。

対策:

  • ✔ 畝やプランターの場所を変える(輪作)
  • ✔ 土のリサイクル材や太陽熱消毒を活用
  • ✔ 連作に強い品種を選ぶ

初心者が家庭菜園を始めるときのコツ

  • 日当たりの良い場所を選ぶ
  • 水やりは朝か夕方に
  • 間引きと追肥で野菜が元気に育つ!
  • 収穫期を見逃さないように注意しよう

まとめ

7月は暑さが増す季節ですが、今回ご紹介したように育てやすい野菜が意外と豊富です。

  • 種まきで楽しめる葉物やスピード野菜
  • 苗から育てて夏にぐんぐん育つ根菜・実野菜

ぜひ、7月からの家庭菜園にチャレンジして、自家製の美味しい夏野菜を楽しんでみてくださいね♪