スーパーで買った「さつまいも(サツマイモ)」の芽出し方法
スーパーで購入した「さつまいも」を芽出しして、畑に植えて「さつまいも」を沢山収穫する方法をご紹介します。
サツマイモは例年5月頃から植え付けになりますので、イモから芽だしをする場合は3月中には準備を始めてください。
今回は、3本で195円で販売されていたさつまいもを芽だししてみます。195円のサツマイモからいったい何本のサツマイモが採れるのでしょうか。
サツマイモをお湯につける
まずは、購入したさつまいもを50℃のお湯に40分ほど浸します。50℃を測る温度計が無いので、100℃に沸騰させたお湯を同量の冷水で割って50℃くらいにしました。
お湯に浸すことで発芽スイッチが入るようですので、この作業はした方がいいと思います。温度に関しては、少し熱い程度でも問題無いかと思います。
サツマイモを箱に入れる
お湯に浸したサツマイモを入れる箱を準備します。この中で芽出しを行っていきます。
適当な大きさの発泡スチロールがあれば、直接その中に土を入れればOKです。今回は適当な発泡スチロールが無かったので、段ボール箱にビニール袋をかけて、その中に野菜を栽培する培養土を入れています。
培養土を入れる量は、サツマイモが隠れるくらいでOKです。
米ぬかを入れる
今回3月の上旬から準備しましたので気温がまだまだ寒いです。発酵熱も利用して地温を上げる為に米ぬかを入れてみました。
暖かい地域や、4月から始めるのであればこの工程は必要ないと思います。
米ぬかはまんべんなくかき混ぜてください。
ここにサツマイモを埋めていきます。サツマイモは深く植える必要は無いので、うっすらと土が被る程度でOKです。
最後にかるく水をかけて発酵を促しましょう。
ビニールで覆う
保温の為、透明なビニール袋で全体を覆ってください。これを室内で一番気温が高い場所に置いておきます。
我が家は寝室が南向きで室温が高いので、サツマイモと共に寝起きしていました。
日陰に置きっぱなしでも芽は出てきますが、日中は日向に置いて地温を上げてあげると芽出しまでの日数を短縮できます。
芽が出てくる
日中も室内に置きっぱなしにしていたらキノコが生えてきてしまったので、晴れの日は外に出すことにしました。
培養土は湿らせない方が良さそうですね・・・。
3月6日から準備を始めて、3月31日には芽が出てきました。3月でも一ヶ月あれば芽出しは出来そうですね。
サツマイモは写真のように片方からしか芽が出てきません。あと、サツマイモの裏側は根がびっしりと生えています。
芽がモリモリ伸びてくる
4月に入ると芽の伸びが加速してきました。脇芽も出てきてかなりモサモサしてきます。
今回3本の種イモを植えましたが、全て芽が出てきました。もう少し芽を伸ばして5月に入ったら畑に植えたいと思います。