5月に種まきできる野菜と植え付けできる野菜10選|初心者におすすめの育てやすい野菜たちをご紹介します
こんにちは!
春から夏にかけて野菜づくりを始めたい方にとって、5月はとても良いタイミングです!
今回は、5月に種まきができる野菜と、5月に植え付けができる野菜をそれぞれ5種類ずつ、合計10種類をご紹介します。
どれも初心者でも育てやすく、収穫が楽しみになる野菜ばかりです!
それぞれの野菜について、
- ✅ 連作の可否
- ✅ 原産地
- ✅ おすすめ品種
もあわせてご紹介しますので、初心者の方にも安心して育てていただけますよ✨
5月に種まきできるおすすめ野菜5選
小松菜(こまつな)
- 種まき時期:3月〜6月
- 収穫まで:約30〜40日
- 連作:OK(ただし輪作推奨)
- 原産国:日本
- おすすめ品種:楽天・はやどり小松菜・味美菜
- ポイント:短期間で育ち、毎日の料理に使える便利な野菜です。路地以外にもプランターで も簡単に栽培できます。小松菜は連作に強い野菜ですが、過度な連作は避けるべきです。1~2年は栽培する間隔を空けた方が無難です。
枝豆
- 種まき時期:5月〜6月
- 収穫まで:約70〜90日
- 連作:不可(3〜4年あける)
- 原産国:中国
- おすすめ品種:湯あがり娘
- ポイント:日当たりの良い場所を好み、身が膨らむタイミングで水が必要になるのでしっかりと水やりをしてください。ふっくら実った枝豆の味は格別で、鮮度低下が早いので早朝に収穫してそのまま茹で上げてください。
つるありインゲン(つるなしインゲン)
- 種まき時期:5月〜7月
- 収穫まで:約60日
- 連作:不可(1〜2年あける)
- 原産国:中央アメリカ
- おすすめ品種:ケンタッキー101・成平
- ポイント:つるを支柱に誘引する必要がありますが、初心者でも簡単にたっぷりと収穫できます。つるなしタイプであれば支柱をたてる必要はありません。
オクラ
- 種まき時期:5月上旬〜6月中旬
- 収穫まで:約60〜70日
- 連作:不可(2〜3年あける)
- 原産国:アフリカ
- おすすめ品種:島オクラ
- ポイント:暑さに強いので日本の真夏の高温期でもスクスクと育ちます。また、発芽も簡単で手間が少なく、水やりさえ忘れなければ次々と実がなってくれます。実がなる前の花もかわいく観賞価値がありますが、一日しかもたないので見逃さないようにしてください。この花も食べられます。オクラは収穫時期を逃すと直ぐに固くなりますが、島オクラであれば固くならず長く収穫を楽しめます。
スイートコーン
- 種まき時期:4月下旬〜5月中旬
- 収穫まで:約80〜90日
- 連作:不可(2〜3年空ける)
- 原産国:メキシコ
- おすすめ品種:ゴールドラッシュ・ピーターコーン・ハニーバンタム
- ポイント:複数本まとめて植えると受粉率がアップし、収穫量が増えます。採れたては甘さが段違いで生食も出来ますので、畑でのもぎたてを堪能してみてください。最近は害虫被害防止の観点から早植えで2月頃に植える方法が確立されています。
5月に植え付けできるおすすめ野菜5選(苗から育てる)
ミニトマト
- 植え付け時期:4月中旬〜5月下旬
- 収穫まで:約40〜50日
- 連作:不可(3~4年空ける)
- 原産国:南米(アンデス山脈の高地)
- おすすめ品種:アイコ・千果・シュガープラム
- ポイント:日当たり良好な場所に植えれば、1株でもたくさんの実が収穫出来ます。アンデス山脈の高知が原産地である為、日本の猛暑には耐えられず夏で枯れてしまう可能性が高いですが、夏を越せれば11月頃まで長く収穫出来ます。また、水が多いと実が割れすっぱくなりますので水は少なめで育ててください。種の発芽率が高いので、スーパーで販売されているミニトマトを土に埋めても育ちます。
ナス
- 植え付け時期:4月下旬〜5月下旬
- 収穫まで:約60〜70日
- 連作:不可(2~3年空ける)
- 原産国:インド
- おすすめ品種:千両2号・くろわし・長ナス
- ポイント:ナスは水がたくさん必要な野菜なので、水やりをしっかりとおこなって下さい。長く収穫を楽しみたいなら、夏の終わりに一度剪定と追肥をおこなうと秋ナスも楽しめます。
ピーマン(またはパプリカ)
- 植え付け時期:5月中
- 収穫まで:約60〜70日
- 連作:不可(2〜3年空ける)
- 原産国:中南米
- おすすめ品種:京みどり・こどもピーマン・ニューエース
- ポイント:害虫が少なく育てやすい野菜です。日当たりと風通しの良い場所で育てると次から次に実がなります。近年の猛暑の影響で夏場に一時的に収量が落ちますが、涼しくなってくるとまた実が付き始めます。
キュウリ
- 植え付け時期:5月上旬〜中旬
- 収穫まで:約40日
- 連作:不可(2~3年空ける)
- 原産国:ヒマラヤ山麓(インド)
- おすすめ品種:夏すずみ・Vシャイン・ひょうたんきゅうり
- ポイント:つるが伸びるので支柱は必須になります。とにかく数が採れるので毎日収穫できることもあります。地這いタイプもあり、こちらであれば支柱は必要ありませんが、地面を這うので広大な敷地が必要になります。
ズッキーニ
- 植え付け時期:5月中旬〜下旬
- 収穫まで:約40〜50日
- 連作:不可(2〜3年空ける)
- 原産国:メキシコ
- おすすめ品種:ダイナー・グリーントスカ・オーラム
- ポイント:受粉を助けると実つきが良くなります。1株でもかなり実ります。
連作障害とは?
連作とは、同じ場所に同じ科の野菜を毎年育てること。連作を続けると土壌に特定の病原菌が増え、野菜がうまく育たなくなります。
対策:
- ✔ 畝やプランターの場所を変える(輪作)
- ✔ 土のリサイクル材や太陽熱消毒を活用
- ✔ 連作に強い品種を選ぶ
初心者が家庭菜園を始めるときのコツ
- 日当たりの良い場所を選ぶ
- 水やりは朝か夕方に
- 間引きと追肥で野菜が元気に育つ!
- 収穫期を見逃さないように注意しよう
まとめ
5月は気温も安定して、種まきにも苗の植え付けにも最適な時期です。
今回ご紹介した野菜は、育てやすく、ベランダや畑どちらでも楽しめるものばかり。
家庭菜園初心者さんでも気軽にスタートできるので、ぜひ今年は自分だけの野菜づくりに挑戦してみてくださいね!
「どれから始めようか迷っている」という方は、まずは小松菜やミニトマトなど手間が少ないものから始めてみるのがおすすめですよ。