アスパラガスを100均(ダイソー)の種から育てて収穫する方法
アスパラガスを種から育てて収穫するには3年ほどかかります。しかし、家庭菜園レベルでも種から育てて収穫する事は十分可能です。
100円均一のダイソーでも種が販売されており、2袋100円ですので1袋50円です。
アスパラガスは一度植えると10年ほど収穫出来ますので、上手く育てられればコスパ抜群の野菜になりますね。
まあ、3年も待てない、初年度から収穫したい方はアスパラガスの根っこを購入してください。2000円ほどしますが、翌年から収穫可能です。
以下で種から育てる基本的なステップをご紹介します。
種の準備
種まきの時期は、暖地であれば3月〜4月で、遅霜の心配がなくなった頃が目安になります。
4月に入るとダイソーで種が販売されると思いますので購入してください。
アスパラガスの種は固いので、発芽促進の為に種を一晩(8〜12時間)水に浸けてからまくと発芽しやすくなります。
種まき
養土は水はけがよく、肥沃な土を準備します。野菜用の培養土であれば基本的にはなんでもOKです。
まき方は、ポットに3粒から5粒ずつまき、覆土は5〜10mm程度にします。発芽温度は20〜25℃が適温になるので注意してください。
育苗(1年目)
アスパラガスは種から育てた場合、収穫まで3年ほどかかります。その為1年目はポットのままで育苗していきます。畑に余裕がある場合は、もちろん植え替えてもOKです。その方が育ちはよくなると思います。
アスパラガスは発芽まで時間がかかり、10〜20日ほどかかります。私は4月の上旬に植えて、下旬ごろに発芽しています。発芽まで19日かかっています。
中々発芽しないので心配になりますが、気長に待ちましょう。
発芽までの間は、最初にたっぷりと水をあげていれば、土の表面が乾いたらあげる程度で問題ありません。私は19日の間に一度しかあげていませんが発芽しています。
発芽さえすれば後は特に手間なく育っていきます。成長スピードが速いので、この育苗ポットだと直ぐに狭くなりそうです。
定植(植え替え)
時期:5月頃(霜の心配がなくなった後)
場所:日当たりと水はけの良い場所
間隔:株間40〜50cm、畝間90cm以上
定植前に堆肥や元肥(堆肥+苦土石灰)をすき込んでおく。
管理と収穫
最初の1〜2年は収穫せず株をしっかり育てます。3年目頃から本格的に収穫できます。春先に芽が出たものを、10〜15cmの高さで収穫します。
ポイント
アスパラガスは多年草で、一度育てば10年以上収穫可能。雑草対策・マルチングをして根を守ると良好。冬には地上部が枯れますが、根は生きているので刈り取ってOK。