バジルの育て方|初心者でも簡単!料理が香り高くなる魔法のハーブを家庭菜園で作ろう!
バジルはトマトやパスタなどの料理にぴったりの人気ハーブです。
爽やかな香りと育てやすさから、家庭菜園やプランター栽培にもおすすめです。
ここでは、畑とプランターそれぞれの育て方と、簡単レシピをご紹介します。
バジルの基本情報
- 科名:シソ科
- 原産地:熱帯アジア・インド
- 連作障害:少ないが、シソ科との連作は避ける
- おすすめ品種:スイートバジル、ブッシュバジル、レモンバジル
栽培スケジュール
- 種まき:4月下旬〜6月上旬
- 苗の植え付け:5月中旬〜6月
- 収穫時期:6月〜10月(開花前まで)
バジルの育て方|畑編
土づくり
日当たり・水はけの良い場所を選び、1㎡あたり堆肥2〜3kg、化成肥料100g、苦土石灰100gを施して耕します。
植え付け
苗を植える場合は、本葉が5〜6枚になったころに、株間30cmほどで植え付けます。
育て方のポイント
- 水やり:乾燥に弱いので、晴天が続くときはたっぷり水を与える。
- 追肥:植え付け2週間後から2〜3週間に1度、化成肥料を株元に追肥する。
- 摘芯(てきしん):草丈15cmほどで先端をカットすると脇芽が出て、収穫量がUPします!
収穫
開花前の若葉を収穫します。花が咲くと香りが弱くなり、葉も硬くなるので、花芽は早めに摘みましょう。
バジルの育て方|プランター編
プランターと用土
深さ20cm以上、幅60cmのプランターに2〜3株が目安で、市販の培養土(元肥入り)を使用すると手軽です。
植え付けと管理
日当たりの良い場所に置き、表土が乾いたら水をたっぷり与えましょう。風通しが悪いと蒸れて枯れることがあるので、密植に注意してください。
害虫対策
アブラムシやハダニがつくことがあるので、見つけ次第取り除くか、殺虫剤などで予防をしましょう。
バジルの保存方法
- 冷蔵保存:濡らしたキッチンペーパーに包み、保存袋に入れて冷蔵庫へ(2〜3日)
- 冷凍保存:刻んでオリーブオイルと混ぜて冷凍すれば、ソースにも使いやすい
- 乾燥保存:葉を天日または電子レンジで乾燥させ、密封容器で保存
バジルのおすすめレシピ3選
バジルとトマトのカプレーゼ
材料:バジルの葉、トマト、モッツァレラチーズ、オリーブオイル、塩
- トマトとモッツァレラをスライスし交互に並べる。
- バジルの葉を散らし、オリーブオイルと塩をかける。
自家製バジルペースト(ジェノベーゼ)
材料:バジルの葉30g、オリーブオイル100ml、松の実またはくるみ20g、粉チーズ30g、にんにく1片
- 材料をフードプロセッサーでペースト状にする。
- 瓶に入れて冷蔵保存します。
パスタ、パン、魚料理などなんにでも活用できる便利な調味料になります。
バジルとベーコンのトマトパスタ
材料:パスタ、バジル、トマト缶、にんにく、オリーブオイル、ベーコン
- オリーブオイルでにんにくとベーコンを炒め、トマト缶を加えて煮込む。
- 茹でたパスタを絡め、最後にバジルの葉を加えて完成。
トマトとの相性抜群!最高に旨いパスタが作れます。
まとめ|バジルを育てて、香りと料理を楽しもう!
バジルは丈夫で育てやすく、料理の風味を格段に引き立ててくれる万能ハーブです。
畑でもプランターでも簡単に育てられるので、初心者にもおすすめです。
ぜひ自分で育てたバジルで、ワンランク上の食卓を楽しんでみてください!