ブロッコリーの育て方|初心者でも簡単!栄養満点の花蕾を家庭菜園で収穫しよう
こんにちは!
今回は、ビタミンやミネラルが豊富な健康野菜「ブロッコリー」の育て方をご紹介します。手間がかかりそうなイメージですが、コツさえつかめば初心者でも立派な花蕾(からい)を育てられます。家庭菜園で採れたてのブロッコリーは、甘みも格別です!
ブロッコリーの基本情報
- 科名:アブラナ科
- 生育適温:15〜20℃(高温多湿はNG)
- 栽培難易度:★★☆(中級者向け・初心者も挑戦可能)
- 主な栽培時期:春まき:2月下旬〜3月/秋まき:8月中旬〜9月
- 収穫までの期間:約90日(品種により変動あり)
栽培スケジュール
- 春まき:2月下旬〜3月に種まき → 6月〜7月に収穫
- 秋まき:8月中旬〜9月に種まき → 11月〜12月に収穫
おすすめ品種
緑嶺(りょくれい)
- 特徴:病気に強く育てやすい。側花蕾の収穫も楽しめる
- 用途:おひたし、炒め物、茹で野菜
スティックセニョール
- 特徴:茎が長く、花蕾が何度も採れるスティックタイプ
- 収穫期間:主蕾収穫後も側花蕾を次々に収穫できる
ドシコ
- 特徴:大玉の頂花蕾が収穫でき、家庭菜園でも人気
- 育てやすさ:病気に強く、収穫率が高い
ブロッコリーの育て方(畑・プランター共通)
土づくり
種まきや植え付けの2週間前までに、1㎡あたり苦土石灰100gをまいてよく耕し、pH6.5〜7.0に調整しましょう。堆肥2kg・化成肥料100gも加えて畝を立てます。
種まきまたは苗の植え付け
- 直まき:株間40〜45cmで1か所3粒ほどまき、間引きながら1本に
- 苗植え:本葉4〜5枚のしっかりした苗を40cm間隔で植える
間引きと管理
- 本葉2〜3枚で間引き、最終的に1本立ちにする
- 株元に土寄せして倒れ防止を
追肥と水やり
- 定植2週間後と、その2〜3週間後に株元に化成肥料を追肥
- 土が乾いたら朝か夕方にたっぷりと水やりを
病害虫対策
- ヨトウムシ・アオムシ:防虫ネットが効果的。見つけ次第捕殺
- 根こぶ病:連作を避け、同じアブラナ科の作物は4〜5年空ける
収穫
中心の花蕾が直径15cm程度に育ち、つぼみが膨らむ前に切り取ります。側花蕾も数週間にわたって収穫できます。
プランター栽培のポイント
- 深さ30cm以上、幅60cm以上の大型プランターを使用
- 1プランターに1株が目安
- 風通しと日当たりの良い場所で管理
栽培のポイントまとめ
- 風通し・日当たり・追肥の三拍子が揃えば成功しやすい
- 収穫が遅れると花が咲いてしまうので注意!
- スティックセニョールなら収穫が長く楽しめる
おすすめレシピ3選|栄養たっぷり!
ブロッコリーとベーコンの炒め物
材料:ブロッコリー、ベーコン、にんにく、塩、こしょう、オリーブオイル
作り方:
- ブロッコリーは軽く下茹で
- にんにく・ベーコンを炒め、ブロッコリーを加えて炒め合わせる
ブロッコリーのチーズ焼き
材料:茹でブロッコリー、とろけるチーズ、マヨネーズ
作り方:
- ブロッコリーを耐熱皿にのせ、マヨネーズとチーズをかける
- オーブントースターで焼き目がつくまで加熱
ブロッコリーポタージュ
材料:ブロッコリー、玉ねぎ、牛乳、コンソメ、バター
作り方:
- ブロッコリーと玉ねぎを炒めて水・コンソメで煮る
- ミキサーにかけて牛乳と合わせ、温めて仕上げる
まとめ|育てがいのある健康野菜!
ブロッコリーは最初の花蕾を収穫したあとも側花蕾が育つ、非常にコスパの良い野菜です。防虫ネットや追肥を意識すれば、初心者でも十分立派な株が育てられます。
ぜひ、ご家庭で新鮮・安心なブロッコリー栽培に挑戦してみてくださいね!