チンゲンサイの育て方|初心者でも簡単!家庭菜園で手軽に収穫できるシャキシャキ葉野菜
こんにちは!
今回は、中華料理でおなじみのシャキシャキ野菜「チンゲンサイ(青梗菜)」の育て方をご紹介します。病気や害虫に比較的強く、種まきから約30〜40日で収穫できるため、家庭菜園初心者にもおすすめです。プランターでも畑でも育てやすく、リピート栽培にもぴったりですよ!
チンゲンサイの基本情報
- 科名:アブラナ科
- 原産地:中国
- 生育適温:15〜25℃(冷涼な気候を好む)
- 栽培難易度:★☆☆(初心者向け)
- 栽培時期:春まき:3〜5月、秋まき:8〜10月
- 収穫までの期間:約30〜40日
栽培スケジュール
- 春まき:3月中旬〜5月 → 4月下旬〜6月収穫
- 秋まき:8月中旬〜10月 → 9月下旬〜11月収穫
おすすめ品種
シャオパオ
- 特徴:家庭菜園用の早生品種。草姿がコンパクトで育てやすい
青帝
- 特徴:根こぶ病に強い耐病性品種。寒冷地でも安定栽培可能
チンゲンサイミニ
- 特徴:小型でやわらかく、プランター向け。お弁当にも◎
チンゲンサイの育て方(畑・プランター共通)
土づくり
種まきの2週間前に苦土石灰100g/㎡をまいて耕し、1週間前に堆肥2kg・化成肥料100g/㎡を混ぜておきます。pH6.5前後が理想です。
種まき
- 条まきまたは点まきで、深さ1cmほどにまく
- 点まきなら30cm間隔、条まきなら15cm間隔
- 発芽後は間引いて最終株間を15〜20cmに
水やりと追肥
- 発芽まで乾かさないように毎日水やり
- 本葉4〜5枚ごろと、収穫2週間前に追肥(化成肥料30g/㎡程度)
間引きと管理
- 本葉2枚で1回目、4枚で2回目の間引きをして1本立ちに
- 混み合うと病気が出やすいので、風通し良く育てる
収穫
葉が大きく開き、根元がふくらんだら収穫適期です。株元を包丁で切り取るか、引き抜いて収穫します。ミニサイズで若どりすれば、さらに柔らかく食味も◎。
プランター栽培のポイント
- 深さ20cm以上のプランターに15cm間隔でまく
- 1プランターに3〜4株が目安
- 水切れに注意。特に真夏は毎日チェック
家庭菜園でのポイントまとめ
- 短期間で収穫でき、連作にも比較的強い
- 密植を避け、間引きを丁寧に
- 虫対策には防虫ネットがおすすめ
おすすめレシピ3選|シャキシャキ食感を活かして
チンゲンサイのオイスター炒め
材料:チンゲンサイ、にんにく、オイスターソース、醤油、油
作り方:
- チンゲンサイは縦に4つ割り、サッと下茹でする
- にんにくと一緒に炒め、調味料を加えて完成
チンゲンサイと卵の中華スープ
材料:チンゲンサイ、卵、中華スープの素、水、ごま油
作り方:
- チンゲンサイをざく切りし、スープで煮る
- 溶き卵を流し入れて、仕上げにごま油を垂らす
チンゲンサイのナムル
材料:チンゲンサイ、ごま油、塩、白ごま、にんにく(すりおろし)
作り方:
- チンゲンサイを茹でて水気を絞り、調味料で和えるだけ
まとめ|育てやすく栄養満点の葉物野菜
チンゲンサイは比較的コンパクトに育ち、ベランダでも家庭菜園でも手軽に収穫できます。育てるだけでなく、いろんな料理に使える万能野菜なので、ぜひあなたの菜園でも育ててみてくださいね!