ゴーヤの育て方|初心者におすすめ!グリーンカーテンにもなる!暑さに強く、栄養たっぷりな夏の万能野菜
ゴーヤ(にがうり)は、暑さに強く、病害虫にも強いため初心者にも育てやすい夏野菜です。
日よけになるグリーンカーテンとしても人気で、見た目も涼やかです。
この記事では、畑・プランター両方での育て方と、ゴーヤを使った簡単レシピをご紹介します。
ゴーヤの基本情報
- 科名:ウリ科
- 原産地:インド~東南アジア
- 連作障害:あり(1~2年は間隔を空ける)
- おすすめ品種:あばしゴーヤ、中長ゴーヤ、白ゴーヤ
栽培スケジュール
- 種まき:4月中旬~5月下旬
- 苗の植え付け:5月上旬~6月
- 収穫時期:7月~9月
ゴーヤの育て方|畑編
土づくり
日当たりと風通しのよい場所を選び、苦土石灰(100g/㎡)をまいて耕します。
1週間後に堆肥(2kg/㎡)と化成肥料(100g/㎡)を加えて混ぜ込み、高さ20cm程度の畝を立てておきましょう。
苗の植え付け
苗は本葉4~5枚のものを選び、株間は50cm、条間70cm程度で植えます。定植後はしっかり水やりをして根付かせます。
支柱とネット設置
つるが伸びるため、支柱とネットでグリーンカーテンを作ります。ネットは高さ2m以上を目安に設置し、つるが絡みやすいようにしましょう。
栽培管理
- 水やり:乾燥に注意し、特に夏は朝夕の水やりを徹底。
- 追肥:2週間に1回、化成肥料を追肥。実が付き始めたらカリ分多めの肥料を。
- 整枝:本葉5〜6枚で摘心し、子づる・孫づるを伸ばして実を多く付けさせる。
収穫
開花から約2週間で収穫時期になります。長さ20cm前後で、色が濃くハリのあるものを黄色くなる前に収穫しましょう。
ゴーヤの育て方|プランター編
プランターと土
深さ30cm以上、容量15L以上の大型プランターを使用し、市販の野菜用培養土を使い底には鉢底石を敷きます。
植え付けと支柱
ゴーヤは栽培面積が広いので、植え付けは1プランターに1株が基本になります。植え付け後は支柱またはネットを設置し、つるを伸ばしてください。
管理
乾燥しやすいため水切れに注意し、追肥をおこなってください。追肥は液体肥料でもOKです。
収穫
畑と同様に、20cm程度で収穫しましょう。収穫が遅れると苦味が強くなり、株の体力も消耗します。
ゴーヤのおすすめレシピ3選
ゴーヤチャンプルー
材料:ゴーヤ、豚肉、豆腐、卵、しょうゆ
- ゴーヤは薄切りにして塩もみし、水でさらす。
- フライパンで豚肉、豆腐、ゴーヤの順に炒める。
- 最後に卵を加えて炒め、しょうゆで味付け。
ゴーヤのツナ和え
材料:ゴーヤ、ツナ缶、しょうゆ、マヨネーズ
- 薄切りにしたゴーヤをさっと茹でる。
- ツナとマヨネーズ、しょうゆを加えて和える。
- 冷やして食べると、さっぱり美味しい!
ゴーヤの肉詰め
材料:ゴーヤ、合挽き肉、玉ねぎ、パン粉、塩こしょう
- ゴーヤを輪切りにして中のワタを取り除く。
- タネを混ぜて詰め、両面を焼いて火を通す。
- お好みでケチャップやポン酢をかけて食べる。
まとめ|夏の暑さに強くて育てやすい!ゴーヤ栽培に挑戦してみよう
グリーンカーテンとしても人気のゴーヤは、暑い夏にピッタリの野菜で、収穫もたくさん楽しめて、栄養たっぷりのレシピも豊富です。
ぜひ家庭菜園で育てて、夏の食卓に苦味と元気をプラスしましょう!