インゲンの育て方|初心者でも簡単!つるあり品種とつるなし品種で育て方が違う?両方の特徴も紹介します
インゲン(サヤインゲン)は、クセがなくシャキッとした食感が人気の夏野菜です。
この記事では、家庭菜園で育てやすいつるあり・つるなしインゲンの違いや育て方、収穫後にすぐ楽しめる簡単レシピをご紹介します。
インゲンの基本情報
- 科名:マメ科
- 原産地:中南米
- 連作障害:あり(1〜2年空ける)
- おすすめ品種:
- つるなし:さつきみどり、成平(なりひら)
- つるあり:ケンタッキー101、ジャンビーノ
つるあり・つるなしインゲンの違い
- つるあり:つるを伸ばして大きく育ち、長期間収穫が楽しめる。育てるのに支柱やネットが必要になります。
- つるなし:全体的に株がコンパクトで早く収穫できます。初心者やプランター栽培におすすめです。
栽培スケジュール
- 種まき:4月中旬〜7月上旬
- 収穫時期:種まきから約60日後(つるなしは50日前後)
畑で育てるインゲン
土づくり
植え付けの2週間前に苦土石灰をまき、1週間前に堆肥と元肥を混ぜて耕します。排水性をよくするために畝を高めにしましょう。
種まき
1箇所に3粒ほどまいて間引いて1〜2本にします。つるありは株間30cm、つるなしは20cmが目安です。
支柱・ネット(つるありのみ)
草丈が20cmを超えたら支柱やネットを設置し、つるを誘引します。
水やり・追肥
乾燥しすぎに注意しつつ、過湿も避けます。開花期〜収穫期に追肥(液肥や化成肥料)を2週間に1回程度行います。
収穫
サヤが10〜15cmになったら収穫時期です。遅れると硬くなるので、早めに摘み取るのがポイントです。
プランターで育てるインゲン
プランターと用土
深さ25cm以上のプランターを使用します。1つのプランターに3〜4株が目安で、市販の野菜用培養土を使います。
種まき
1つの植穴に2〜3粒ずつまき、間引いて1〜2本にします。
支柱(つるありのみ)
つるあり品種の場合は、支柱やベランダのフェンスを使って誘引しましょう。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをおこなって下さい。プランターは乾きやすいので朝の水やりが効果的です。
インゲンの簡単レシピ3選
インゲンのごま和え
材料:インゲン150g、すりごま大さじ2、しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ1
- インゲンを塩ゆでして食べやすい長さにカットする。
- すりごま、しょうゆ、砂糖で和える。
お弁当や副菜の定番!風味が抜群です。
インゲンのベーコン巻き
材料:インゲン10本、ベーコン5枚、塩・こしょう少々
- ベーコンでインゲンを数本ずつ巻く。
- フライパンで焼き色がつくまで焼き、塩・こしょうで味付けする。
おつまみにもお弁当にも最適です!
インゲンとツナのマヨ炒め
材料:インゲン100g、ツナ缶1つ、マヨネーズ大さじ1
- インゲンは下茹でして2〜3cmにカットする。
- フライパンでツナと一緒にマヨネーズで炒める。
子どもも大好きな味!5分で完成のスピードメニューです。
まとめ|つるあり・つるなし、育てやすいのはどっち?
スペースがあるならつるあり、ベランダ栽培や手軽に始めたいならつるなしがおすすめ!どちらも比較的育てやすく、収穫後すぐに料理に使えるのが魅力です。
今年の夏は、自家製インゲンで食卓を彩ってみませんか?