かぼちゃの育て方|初心者におすすめ!家庭菜園でも甘くてホクホク!大収穫がうれしい夏野菜
こんにちは!
今回は、甘くてホクホクの実が魅力の「かぼちゃ」の育て方をご紹介します。
つるをのばして大きく育つかぼちゃは、一見難しそうに見えますが、ポイントさえ押さえれば家庭菜園でもしっかり収穫できます。プランター栽培も可能なので、スペースに合わせて挑戦してみましょう♪
かぼちゃの基本情報
- 科名:ウリ科
- 原産地:南アメリカ
- 連作障害:あり(同じ場所では2~3年あける)
- 主な品種:えびす、栗坊、坊ちゃんかぼちゃ、バターナッツ
かぼちゃの栽培スケジュール
- 種まき:4月中旬〜5月(ポットまき)
- 植え付け:5月中旬〜6月上旬
- 収穫時期:7月下旬〜9月(受粉後約40~50日)
かぼちゃは温暖な気候を好み、日当たりの良い場所でよく育ちます。生育旺盛なので、広がれるスペースを確保できると良く育ちます。
畑で育てるかぼちゃの栽培方法
土づくり
植え付け2週間前に苦土石灰をまきよく耕します。1週間前に完熟堆肥と化成肥料をたっぷり施しておきましょう。畝は高くして排水性をよくします。
植え付け
本葉4~5枚の苗を1本ずつ植えつけます。株間は80〜100cm空けます。
つるの管理と人工授粉
つるが伸び始めたら親づる1本を伸ばし、子づる・孫づるは適宜摘み取ります。雌花が咲いたら、朝のうちに雄花の花粉をつけて人工授粉させると確実です。
追肥と水やり
雌花がつき始めた頃に1回目の追肥、実がピンポン玉大になった頃に2回目の追肥をします。
基本的に乾燥に強いですが、乾きすぎると実が育たないので、土の表面が乾いたら水をしっかりと与えます。
収穫
受粉から約45日で収穫時期になります。
果実のヘタがコルク状になり、爪で押して硬ければ収穫してOKです。収穫後は1〜2週間ほど日陰で追熟させると甘みが増します。
プランターで育てるかぼちゃの栽培方法
プランターと用土
深さ30cm以上・容量30L以上の大型プランターを用意します。用土は野菜用培養土を使えば手軽です。
苗の植え付け
1プランターに1株を目安に植えつけます。広がるつるは支柱や棚を活用して空間を立体的に使いましょう。
管理と収穫
プランター栽培では土の乾きが早いため、乾燥には注意しましょう。人工授粉と追肥を忘れずにおこなえば、プランターでも十分立派な実を育てられます。
栽培のコツ&注意点
- 人工授粉を忘れずに:かぼちゃは虫まかせにせず、朝のうちに人工授粉すると確実です。
- つる整理で栄養集中:子づるや孫づるは適度に整理して実に栄養を集中させましょう。
- 葉かげに注意:実が葉で隠れていると日照不足になるので、必要に応じて葉をカットしましょう。
かぼちゃのおすすめレシピ3選
かぼちゃの煮物
材料:かぼちゃ、だし、砂糖、醤油、みりん
- かぼちゃを食べやすく切る。
- だしと調味料を加えて弱火でコトコト煮る。
- 煮崩れしないように静かに加熱するのがコツ。
かぼちゃサラダ
材料:かぼちゃ、マヨネーズ、ツナ、塩こしょう
- かぼちゃをレンジで柔らかく加熱し、潰す。
- ツナとマヨネーズを加えて混ぜ、塩こしょうで味を調える。
- 冷やして食べるとさらに美味!
かぼちゃのポタージュ
材料:かぼちゃ、牛乳、玉ねぎ、バター、コンソメ
- バターで玉ねぎを炒め、かぼちゃを加える。
- 水とコンソメを入れて煮たら、ミキサーで撹拌。
- 牛乳を加えて温め、なめらかに仕上げる。
まとめ|かぼちゃは管理次第で家庭でも大豊作!
かぼちゃは広いスペースとつるの管理が必要ですが、基本をおさえれば家庭菜園でも大収穫が可能です。
一度にたくさん収穫できるので、保存もしやすく、料理にも幅広く使える万能野菜です。ぜひご家庭で甘くてホクホクのかぼちゃ作りにチャレンジしてみてくださいね!