小ネギ(万能ねぎ・細ネギ)の育て方|初心者でも簡単!ベランダでも畑でも簡単に育てられる!薬味に大活躍の万能野菜
こんにちは!
今回は、料理に欠かせない「小ネギ(万能ねぎ・細ネギ)」の育て方をご紹介します。
小ネギは栽培が簡単で、ベランダのプランターでも、家庭菜園の畑でも育てられ、収穫後も繰り返し楽しめる便利な野菜です!
小ネギの基本情報
- 科名:ヒガンバナ科(旧分類ではユリ科)
- 分類:多年草(通常は一年草扱い)
- 収穫時期:種まきから約40〜60日後(通年栽培可能)
- 栽培難易度:★☆☆(初心者向け)
- おすすめ品種:小夏、スリム、スレンダー
栽培スケジュール
- 種まき:3〜6月、9〜10月(温暖地ではほぼ通年)
- 収穫:草丈20cm程度になれば随時収穫できます。
小ネギの育て方(畑で育てる場合)
土づくり
種まきの2週間前に苦土石灰をまいてよく耕し、1週間前に完熟堆肥(2〜3kg/㎡)と化成肥料(100g/㎡)をすき込んでおきます。
水はけのよい土を好むので、高畝にすると発育がよくなります。
種まき
深さ1cm程度の溝(スジ)を10〜15cm間隔で作り、5mm間隔でスジまきします。覆土は薄くし、軽く押さえてからしっかり水をまきます。
間引きと追肥
草丈5㎝~10㎝で間引きを行い、株間2〜3cmになるように調整します。間引き後、化成肥料を軽く追肥して土寄せしましょう。
2〜3週間ごとに同様の追肥と土寄せを繰り返します。
収穫
草丈20cm以上になったら、ハサミや包丁で地際から5cm残して刈り取ります。根を残しておけば何度も収穫できます。
病害虫対策
ネギアブラムシやサビ病に注意しましょう。風通しを良く保ち、間引きを適切に行えば予防になります。
プランターでの育て方(再掲)
用意するもの
- 深さ15cm以上のプランター
- 野菜用培養土(市販品でOK)
- 小ネギの種、または根付き小ネギ(スーパーで購入したものでもOKです)
種まき
深さ5mm程度の溝にスジまきし、薄く覆土します。発芽までは土が乾かないようにこまめに水やりをしましょう。
管理と収穫
間引きや追肥は畑と同様でOKです。草丈20cmほどになればハサミでカットして収穫します。
地際から5cm残して刈り取り、根を残しておけば何度も収穫できます。
栽培のポイント
- 高温多湿に注意:特に梅雨時は通気を確保。水分が多いと溶ける
- 再生収穫は根を残す:地際から5cmほど残して収穫
- 追肥と土寄せが大切:株の更新に必要です
市販ネギの再生栽培(リボベジ)
- 根を3〜5cm残して切り、コップに水を入れて立てる
- 1日ほど水に浸してから土に植えると、数日で新芽が出る
- 草丈が伸びたら何度でも収穫可能!
- 土に植えずに、水のみで水耕栽培も可能
まとめ|小ネギは畑でもプランターでも手軽に収穫できる万能野菜!
小ネギは種からでも、市販の根付きネギからでも簡単に育てられ、育成スピードも早いため、家庭菜園初心者にぴったりの野菜です。
繰り返し収穫でき、料理のアクセントとして常備しておきたい一本!ぜひ、あなたの畑やベランダで栽培にチャレンジしてみてくださいね。