モロヘイヤの育て方|初心者でも簡単!栄養満点!暑さに強く、長く収穫できるネバネバ夏野菜の王様です
モロヘイヤは、ビタミン・ミネラル・カルシウムが豊富な健康野菜で野菜の王様と呼ばれています。
暑さに強く、病害虫も少ないため、家庭菜園でも育てやすいのが特徴です。育て方から簡単レシピまでご紹介します!
モロヘイヤの基本情報
- 科名:シナノキ科
- 原産地:エジプト
- 連作障害:ほとんどなし
- おすすめ品種:エジプト種(一般的)、スリランカ種(葉が柔らかい)
栽培スケジュール
- 種まき:4月下旬〜6月中旬
- 苗の植え付け:5月中旬〜6月
- 収穫時期:7月〜9月
モロヘイヤの育て方|畑編
土づくり
種まきまたは植え付けの2週間前に苦土石灰を100g/㎡まいてよく耕し、1週間前に堆肥(2〜3kg/㎡)と化成肥料(100g/㎡)を施します。
種まき
発芽率がやや低いので、3〜5粒ずつ点まきし、間引きながら1本にします。発芽には気温が必要なので、十分暖かくなってから播種しましょう。
植え付け(苗を使う場合)
本葉が4〜5枚出たら、株間30〜40cmで植えます。
育て方のポイント
- 水やり:乾燥にやや強いが、極端な乾燥は避ける。
- 追肥:収穫を始めたら2週間に1回、株元に化成肥料を追肥する。
- 摘芯:草丈30〜40cmで摘芯(先端をカット)すると脇芽が増えて収穫量UP!
収穫
草丈が30cm以上になったら、若い茎葉を切り取って収穫します。硬い茎や種子部分は食べられませんので、若いうちに収穫しましょう。
モロヘイヤの育て方|プランター編
プランターと用土
深さ30cm以上・容量15L以上のプランターを使用します。野菜用培養土を使用し、元肥入りが理想です。
種まき・植え付け
畑と同じく、気温が十分に高くなってから種まきをおこなって下さい。苗の場合はプランターに1株を目安にしてください。
管理
日当たりの良い場所で育て、水切れには注意してください。2〜3週間に1度、液体肥料を与えるとよく育ちます。
収穫
草丈30cm以上で、若い葉と柔らかい茎を摘み取っていきましょう。切るとその下から新芽が出て、長期間収穫が可能です。
注意!モロヘイヤの“種と熟したサヤ”は食べないで
モロヘイヤの種や熟したさやにはストロファンチジンという有毒成分が含まれています。
市販の苗・種は食用として改良されていますが、種取りをして翌年に栽培するのは避け、毎年新品の種を使いましょう。
モロヘイヤのおすすめレシピ3選
モロヘイヤのネバネバスープ
材料:モロヘイヤ、にんにく、鶏がらスープ、しょうゆ、塩
- モロヘイヤの葉をゆでて、細かく刻む。
- 鶏がらスープにニンニクとモロヘイヤを加えてひと煮立ちする。
- しょうゆ・塩で味を整える。
ネバネバが食欲をそそる、夏バテ予防にぴったりの一品です!
モロヘイヤのおひたし
材料:モロヘイヤ、だし醤油、かつお節
- さっと茹でて刻んだモロヘイヤを器に盛る。
- だし醤油をかけ、かつお節をのせる。
シンプルでヘルシー、あと一品に最適なメニューです。
モロヘイヤと納豆のネバネバ丼
材料:モロヘイヤ、納豆、卵黄、しょうゆ、ごはん
- 茹でて刻んだモロヘイヤと納豆を混ぜる。
- ごはんにのせ、卵黄としょうゆをかける。
簡単・栄養満点のスタミナごはん!
まとめ|モロヘイヤは“育てて嬉しい健康野菜”!
暑さに強く、次々と葉が出てくるモロヘイヤは、手間も少なく栄養価も高い夏野菜です。
初心者にもおすすめで、家庭菜園の一角にぜひ加えてみてください。