ナスの育て方|初心者でも簡単!初心者でも大量に長く収穫できる夏野菜の王様!【家庭菜園】
夏野菜の代表「ナス」は、育てやすくて収穫量も多く、家庭菜園にぴったりの野菜です!
今回は、畑・プランターごとのナスの育て方と、収穫後すぐに楽しめるレシピ3選をご紹介します。
ナスの基本情報
- 科名:ナス科
- 原産地:インド
- 連作障害:あり(2〜3年空ける)
- おすすめ品種:千両二号、水ナス、長ナス
栽培スケジュール
- 種まき:2月〜3月(育苗推奨)
- 苗の植え付け:4月下旬〜5月中旬
- 収穫時期:6月中旬〜10月
畑で育てるナスの方法
土づくり
植え付けの2週間前に苦土石灰をまいて耕し、1週間前に堆肥と肥料(リン酸多め)を施します。
苗の植え付け
株間は50〜60cmで、深植えせずに浅めに植えます。支柱を立てて風対策をしましょう。
水やり・追肥
ナスは水を多く必要とするため、乾燥には注意が必要です。追肥は2〜3週間に1回、株元に施します。
摘芯と整枝
本葉7〜8枚で一番花が咲いたタイミングで摘芯し、3本仕立てに整枝するのが基本です。
収穫
開花から約2〜3週間で収穫できます。実が大きくなりすぎないうちに、こまめに収穫すると株が長持ちします。
夏に大きく剪定し株を休めると、秋ナスとしても収穫出来ます。
プランターで育てるナス
プランターと用土
深さ30cm以上の大型プランターに、野菜用培養土を使用します。ナスは大きく育つので、1つのプランターに1株が基本です。
支柱と水管理
生長が早く倒れやすいので支柱は必須です。水切れを防ぐため、毎日たっぷり水やりをしましょう。
追肥と整枝
液肥を10日に1回、または置き肥を2週間に1回ほど与えます。株の中心に日光が当たるよう、枝を誘引しましょう。
ナスのおすすめレシピ3選
焼きナス
材料:ナス3本、生姜・しょうゆ(適量)
- ナスを直火またはグリルで皮が黒くなるまで焼く。
- 冷水で冷やし、皮をむいて一口大に切る。
- すりおろし生姜としょうゆをかけて完成。
とろっとした食感と香ばしさがたまらない、夏の定番おかずです!
ナスとピーマンの味噌炒め
材料(2人分):
- ナス:2本
- ピーマン:2個
- 味噌:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- ナスとピーマンを一口大に切る。
- フライパンでナスを炒め、しんなりしたらピーマンを加える。
- 調味料を加えて全体に絡めて完成です。
白ごはんが止まらない!夏野菜の定番コンビです。
ナスの揚げびたし
材料:ナス2本、めんつゆ、しょうが、ししとう(あれば)
- ナスを縦4等分に切り、素揚げにする。
- 熱いうちにめんつゆ(ストレート)に漬け、冷蔵庫で冷やす。
- お好みでししとうやみょうがを添えると美味しさアップします。
冷たくして食べると絶品で、作り置きにもぴったりの一品です!
まとめ|ナスは手間をかけるほど美味しく育つ!
ナスは水やりや整枝に少し手間はかかりますが、その分たくさん収穫できて料理にも大活躍します。栽培から調理までまるごと楽しめる野菜です。
この夏は、ぜひ家庭菜園でナス作りにチャレンジしてみませんか?採れたてのナスの美味しさに感動すること間違いなしです!