ニラの育て方|初心者でも簡単!一度植えたら何度も収穫!丈夫で育てやすいスタミナ野菜
こんにちは!
今回は、香りが良くてスタミナ料理にもぴったりな「ニラ(韮)」の育て方をご紹介します。
ニラは一度植えれば数年にわたって繰り返し収穫できる、コスパ最強の家庭菜園野菜です。病害虫にも強く、手間もかからないので初心者にもおすすめですよ♪
ニラの基本情報
- 科名:ヒガンバナ科
- 原産地:中国
- 連作障害:ほとんどなし
- 栽培期間:多年草(1度植えれば3〜5年収穫可能)
- おすすめ品種:豊寿、タフボーイ、やわらかニラ
栽培スケジュール
- 種まき:3月〜4月または9月
- 定植:種まきから1〜2ヶ月後
- 収穫時期:定植の翌年から5月〜10月の間に数回
初年度は株を育てる期間になり、翌年以降にしっかりとした葉を繰り返し収穫できます。夏は花芽が立ちやすいので早めに摘み取って株を維持しましょう。
ダイソーの2個100円の種が、量も少なくて安いので家庭菜園にはピッタリです。
ニラの栽培方法
土づくり
植え付け2週間前に苦土石灰をまいてよく耕し、1週間前に堆肥と化成肥料を加えて再度よく耕します。水はけの良い畝をつくるのがコツです。
ニラは多年草で数年収穫出来ますので、たっぷりと元肥を施肥してください。
種まき or 苗植え
畑に直播する場合は、条間15cm、1cmほどの深さのすじまきにして、間引きながら育てます。
苗まで育苗して植え替える場合は、30cm間隔で株を植えつけ、根元をしっかりと土で覆います。苗は3〜5本まとめて1株にすると効率的です。
苗の育苗にはセルトレイがおすすめです。セルトレイで育苗すると大量に苗を育てる事ができます。
育苗トレイはある程度まで育てられるように、72穴のものを使ってください。
水やりと追肥
乾燥に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをしてください。特に梅雨明け以降の夏場はこまめに水を与えましょう。
春と夏にそれぞれ1回ずつ追肥(化成肥料または液体肥料)を与え、株の勢いを保ちます。
収穫
草丈が25〜30cmになったら、根元から5cmほどを残して刈り取ります。1回収穫したら2〜3週間休ませると再び新芽が伸びてきます。冬場まで4回~5回ほど収穫できます。
※種から育てた場合は、一年目は収穫せず株の肥大化にあてましょう。2年目からは適時収穫できます。
冬越しと株管理
冬は地上部が枯れますが、地下部は生きているのでそのまま春まで放置でOKです。3年目以降は株分けや植え替えをすると、さらに長く収穫できます。
プランターで育てるニラ
- プランター:深さ20cm以上、横幅60cm前後の長型が理想
- 用土:市販の野菜用培養土か、自作ブレンド(赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1)
- 植え付け:株間10〜15cmで2〜3株程度にまとめて植えると収穫しやすいです
日当たりと風通しの良い場所に置き、土が乾いたらしっかり水やりをおこないます。収穫後は液体肥料を与えて再生を促しましょう。
栽培のコツ&注意点
- 初年度は我慢:株を充実させるため、最初の年は収穫せず育てましょう。
- 花芽はすぐ切る:放っておくと栄養がとられ株が弱ります。
- 収穫は何度でも:刈り取ればまた伸びる!再生力を活かして育てましょう。
ニラを使ったおすすめレシピ3選
ニラ玉炒め
材料:ニラ、卵、豚肉、にんにくチューブ、醤油、酒、みりん、ごま油
- ニラは5cmにカットし、豚肉も細切りにし、卵はといておく。
- フライパンにごま油を熱し、卵をふんわり炒めて取り出しておく。
- ニラと豚肉をさっと炒め、卵を戻して炒める。
- 調味料(酒1・醤油1・みりん1・にんにく2㎝を混ぜる)で味付けする。
ニラ餃子
材料:ニラ、豚ひき肉、餃子の皮、にんにく、生姜、醤油
- ニラを細かく刻み、材料を混ぜて餃子の具を作る。
- 餃子の皮で包み、焼き目をつけてから蒸し焼きにする。
- 酢じょうゆでさっぱりと!
ニラの味噌汁
材料:ニラ、豆腐、味噌、だし
- だし汁に豆腐を入れて火を通す。
- 火を止めて味噌を溶かし、最後にニラを加える。
- ニラの香りと味噌の相性が抜群!
まとめ|ニラは一度植えれば毎年楽しめるお得な野菜!
ニラは栽培が簡単で、病害虫も少なく、繰り返し収穫できるのが魅力です。植えっぱなしでも育つ丈夫さがあり、栄養価も高く、料理にも大活躍!
ぜひこの機会に、自宅のプランターや畑で、スタミナ満点のニラ栽培に挑戦してみてくださいね♪