パセリの育て方|初心者でも簡単!キッチンに一株あると便利な栄養満点ハーブ
こんにちは!
今回は、料理の彩りや風味づけに欠かせない「パセリ」の育て方をご紹介します。
パセリは手間がかからず、一度育てれば長期間収穫できるお得なハーブです。栄養価も高く、家庭菜園の一角やベランダでも気軽に育てられます♪
パセリの基本情報
- 科名:セリ科
- 原産地:地中海沿岸
- 連作障害:あり(2年あけるのが理想)
- 主な品種:カーリーパセリ、イタリアンパセリ(フラットリーフ)
パセリの栽培スケジュール
- 種まき:3月~5月、9月(春・秋まき)
- 植え付け:4月~5月、9月~10月
- 収穫時期:種まきから約2か月後~随時
パセリは発芽に時間がかかりますが、一度育てば次々に葉が出て長く楽しめます。特にイタリアンパセリは香りが強く、料理向きです。
パセリは二年草と言われており、1年目は葉を育て、2年目に花を咲かせて種をつけます。しかし、花が咲かないように管理すれば、多年草のように育て続けることも可能です。
上手く管理すれば長い期間収穫し続けることも可能です。
畑で育てるパセリの栽培方法
土づくり
種まきまたは苗の植え付けの2週間前に苦土石灰をまいて耕し、1週間前に完熟堆肥と化成肥料を混ぜ込んでおきましょう。
種まき・植え付け
発芽には時間がかかるため、種を一晩水に浸してからまくとよく発芽します。1cm間隔ですじまきし、覆土を軽くかけてしっかり水やりをします。
苗を使う場合は株間20cmで植え付けましょう。
間引きと追肥
本葉2~3枚で間引き、最終的に株間15~20cm程度にします。1か月に1回程度、追肥として化成肥料を株元に与えると収穫が長続きします。
収穫
草丈15cm以上になったら、外葉から順に収穫していきましょう。中心を残すことで次々と新芽が伸びてきます。
プランターで育てるパセリの栽培方法
プランター選びと用土
深さ20cm以上のプランターを使いましょう。土は市販のハーブ用または野菜用培養土でOKです。
種まき・管理
畑と同様に、浅くすじまきして覆土をし、水を切らさないように管理します。芽が出るまでは1週間以上かかることもあります。
日当たり・水やり
半日陰でも育ちますが、よく日が当たる方が香りの良い葉になります。土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
収穫とお手入れ
葉が茂ってきたら、外葉から順にこまめに収穫するのが長持ちのコツです。花芽が出てきたら早めに摘み取って株の寿命を延ばしましょう。
栽培のコツ&注意点
- 発芽まで根気よく:発芽に10日~2週間かかるので、気長に水を切らさず管理しましょう。
- 収穫は外側から:外葉からこまめに収穫すると、株が元気を保ちます。
- 花を咲かせない:花が咲くと株が弱るので、見つけたら早めに摘み取りましょう。
パセリのおすすめレシピ3選
① パセリとチーズの卵焼き
材料:卵、パセリ(みじん切り)、粉チーズ、塩、こしょう
- 卵を割ってパセリと粉チーズを混ぜ、塩こしょうで味を調える。
- フライパンでふんわり焼く。
- お弁当にもぴったりの彩りと香り!
② パセリたっぷりガーリックバター
材料:パセリ、バター、にんにく、塩
- 柔らかくしたバターにみじん切りのパセリとにんにく、塩を混ぜる。
- パンやステーキに添えるだけで風味アップ!
③ パセリとツナのサラダ
材料:パセリ、ツナ、玉ねぎ、オリーブオイル、レモン汁
- パセリは葉を刻み、玉ねぎはスライス。
- ツナ、オリーブオイル、レモン汁で和えて完成。
まとめ|パセリは育てやすくて使い勝手抜群!
パセリは省スペースでも栽培でき、収穫期間も長く、毎日の料理に大活躍する優秀なハーブです。
特に初心者にも育てやすく、ちょっとした栄養補給や香りづけに便利。ぜひご自宅でパセリを育てて、料理の幅を広げてみてくださいね♪