ラディッシュ(はつか大根)の育て方|初心者におすすめ!20日で収穫できるかわいいミニ野菜
ラディッシュ(別名:はつか大根)は、その名の通り種まきから約20日で収穫できるスピード野菜です。
栽培が簡単で、プランターでもよく育つため、家庭菜園初心者にもぴったりです。
今回は畑・プランター両方の育て方と、おすすめレシピをご紹介します。
ラディッシュの基本情報
- 科名:アブラナ科
- 原産地:ヨーロッパ
- 連作障害:あり(同じ場所での栽培は2〜3年あける)
- おすすめ品種:レッドチャイム、白姫はつか、紅白はつか
栽培スケジュール
- 種まき:通年(冬季は保温してください)
- 収穫時期:種まきから20〜30日
ラディッシュの育て方|畑編
土づくり
苦土石灰(100g/㎡)をまいて耕し、1週間後に堆肥(2kg/㎡)、化成肥料(100g/㎡)を加えてよく混ぜます。
種まき
条間15cmほどでスジまきします。1cmほどの深さに筋を作り、1cm間隔で種をまいて土をかぶせます。
ラディッシュの種は数年使用できますが、発芽が揃わない場合があるので期限内の種を使用してください。
間引きと管理
本葉が出たら1回目の間引き、本葉2〜3枚で2回目の間引きをして最終的に株間3〜5cmにします。発芽後は乾燥しないよう水やりを忘れずにおこなってください。
育てる時期によっては害虫被害が酷くなるので、防虫・殺虫対策をしてください。防虫ネットを全面に張るか、農薬などで殺虫してください。
栽培難度はやや上がりますが、冬季に栽培すれば害虫対策をしなくても育ちます。
収穫
直径2〜3cmになったら収穫のタイミングです。大きくなりすぎるとスが入るので早めに収穫しましょう。
ラディッシュの育て方|プランター編
プランターと土
深さ15cm以上のプランターでOKです。市販の野菜用培養土を使い、条間15cm、株間3cmで種をまきます。
水やり・日当たり
発芽後は特に乾燥に弱いので、表面が乾いたらたっぷりと水やりをおこないます。日当たりのよい場所で育てると形・色つやがよくなります。
注意点
肥料が多すぎると葉ばかり茂って根が太りません。元肥のみでOKです。
ラディッシュの保存方法
- 冷蔵保存:葉を切り落とし、根は湿らせたキッチンペーパーに包んで保存袋に入れ野菜室へ(約1週間)
- 葉も活用:葉は炒め物やふりかけにすれば、無駄なく使えます!
ラディッシュのおすすめレシピ3選
ラディッシュの甘酢漬け
材料:ラディッシュ、酢、砂糖、塩
- ラディッシュを薄くスライスする。
- 酢・砂糖・塩を混ぜた甘酢に漬けて、冷蔵庫で半日〜1日置く。
ラディッシュのサラダ
材料:ラディッシュ、レタス、オリーブオイル、レモン汁、塩
- ラディッシュは薄切り、レタスと一緒に盛る。
- オリーブオイル・レモン汁・塩で作ったドレッシングをかけて完成。
ラディッシュの葉ふりかけ
材料:ラディッシュの葉、ごま油、かつおぶし、しょうゆ、白ごま
- 葉を細かく刻み、ごま油で炒める。
- かつおぶし・しょうゆ・白ごまを加えて味を整える。
まとめ|ラディッシュは短期間で楽しめる家庭菜園の入門野菜!
育てやすく、収穫までが早いラディッシュは、家庭菜園初心者にぴったりの野菜です。
プランターでも十分育つので、ベランダ菜園にもおすすめです。
見た目もかわいく、料理にも映えるので、ぜひ育てて楽しんでみてください。