とうもろこしの育て方|初心者でも簡単!育ててすぐ食べる!格別な甘さを体験しよう【家庭菜園】
こんにちは!
今回は、夏の家庭菜園で人気の「とうもろこし」の育て方と、採れたてを楽しめるおすすめレシピをご紹介します。
とうもろこしは畑でもプランターでも栽培可能で、採れたてを食べると驚くほど甘くてジューシー。
この記事では、初心者にも分かりやすい育て方のポイントと、収穫後すぐに楽しめるレシピをお届けします。
とうもろこしの基本情報
- 科名:イネ科
- 原産地:中南米
- 連作障害:あり(2〜3年空ける)
- おすすめ品種:ゴールドラッシュ、おおもの、ピュアホワイト
栽培スケジュール
- 種まき:4月中旬〜5月中旬
- 苗の植え付け:5月上旬〜6月初旬(気温が20℃以上)
- 収穫時期:7月〜8月(開花後20日ほど)
畑で育てるとうもろこしの栽培方法
土づくり
種まき2週間前に苦土石灰をまいて耕し、1週間前に堆肥と化成肥料を施します。日当たり・水はけの良い場所がベストです。
種まき
1か所に2〜3粒ずつまき、株間は30cm、条間は40〜50cmほど空けましょう。2本以上まとめて育てることで受粉率がアップします。
※害虫のアワノメイガを避ける為に、3月初旬からポットで育苗し、暖かくなってから畑に定植する方法もあります。
間引きと追肥
本葉2〜3枚で1本に間引きします。草丈が30cmほどになったら1回目の追肥、その後は2〜3週間ごとに追肥します。
支柱と風対策
草丈が高くなるので、風対策に株元へ土寄せを行い、必要に応じて支柱を立てて支えましょう。
人工授粉
確実に実を付けたい場合は人工授粉がおすすめ。雄穂から花粉をとって、雌穂(ヒゲの部分)に振りかけます。
収穫
ヒゲが茶色く枯れてきたら収穫の合図で、実を軽く握ってみて、パンパンに詰まっていればOKです。朝採りが一番甘く生でも食べれます!
プランターで育てるとうもろこし
プランターと用土
深さ30cm以上の大型プランターに、市販の野菜用培養土を使用します。1つのプランターに2〜3株が目安です。
草丈が大きくなりますので、育てる場所に注意してください。
種まき〜間引き
畑と同様に2〜3粒ずつまいて、発芽後は元気な1本に間引きます。風通しと日当たりの良い場所で管理しましょう。
追肥と支柱
2週間に1回ほど液体肥料を与えます。成長に合わせて支柱で支えると安心です。
人工授粉と収穫
ベランダなどでは風が少ないため、人工授粉を行うと確実です。収穫タイミングは畑と同じく「ヒゲが茶色くなった頃」が目安です。
とうもろこし栽培のポイント
- 1株に1本だけ穂を残す:2本できた場合は栄養を集中させるため1本を残しましょう。
- 水切れ注意:特に実が太り始める時期は毎日しっかり水やりをおこないましょう。
- 害鳥対策:カラスに狙われやすいため、防鳥ネットがあると安心です。
- 害虫対策:アワノメイガに狙われない為にも、受粉後は雄花を切り取りましょう。
採れたて「とうもろこし」のおすすめレシピ3選
収穫したてのとうもろこしは驚くほど甘く、さまざまな料理に使えます。ここでは、とうもろこしの甘みを活かした簡単でおいしいレシピをご紹介します!
焼きとうもろこし
材料:
- とうもろこし:1本
- しょうゆ:小さじ1
- みりん:小さじ1
作り方:
- 皮をむいたとうもろこしをラップで包み、電子レンジ(600W)で約3分加熱する。
- フライパンで焼き目をつけ、しょうゆ+みりんを回しかけて香ばしく焼く。
しょうゆの香りと焼き目がたまらない、夏の定番おやつです!
とうもろこしのかき揚げ
材料:
- とうもろこしの実:1本分
- 玉ねぎ:1/4個
- 小麦粉:大さじ3
- 水:大さじ2〜3
- 塩:少々
作り方:
- とうもろこしの実と薄切り玉ねぎを小麦粉+水で混ぜる。
- 170℃の油でサクッと揚げ、塩をふって完成です。
とうもろこしの甘さと玉ねぎの香ばしさがベストマッチ!いくらでも食べれます。
とうもろこしの冷製ポタージュ
材料(2人分):
- とうもろこしの実:1本分
- 玉ねぎ:1/4個
- バター:10g
- 牛乳:200ml
- 塩・こしょう:適量
作り方:
- バターで玉ねぎを炒め、とうもろこしと少量の水で煮る。
- ミキサーでなめらかにし、牛乳を加えて冷蔵庫で冷やす。
- 塩・こしょうで味を整えて完成です。
夏の暑い日にぴったりの、やさしい甘さの冷製スープです。
まとめ|とうもろこしは「育てる楽しみ」と「食べる幸せ」が詰まった夏野菜!
とうもろこしは、家庭菜園で育てると新鮮な甘さに感動できる野菜のひとつです。育て方は少しコツが要りますが、ポイントを押さえれば初心者でも簡単に栽培できます!
ぜひこの記事を参考に、自宅でとうもろこし栽培&収穫後の絶品レシピを楽しんでみてくださいね。