ズッキーニの育て方|初心者でも簡単!収穫期間が長く、一株から多くの実が採れる、トロトロの夏野菜を作ろう
ズッキーニはウリ科の野菜で、形はキュウリに似ていますが、分類上はカボチャの仲間です。
育てやすく、一株からたくさん収穫できるため、家庭菜園初心者にもおすすめの夏野菜です。
ズッキーニの基本情報
- 科名:ウリ科カボチャ属
- 原産地:中南米
- 連作障害:あり(2〜3年は間隔を空ける)
- おすすめ品種:グリーントスカ、ゴールドトスカ、ダイナー
栽培スケジュール
- 種まき:4月中旬〜5月中旬(ポットで育苗がおすすめ)
- 定植:5月上旬〜下旬
- 収穫時期:6月中旬〜8月末
ズッキーニの育て方|畑栽培編
土づくり
定植の2週間前に苦土石灰(100g/㎡)を、1週間前に堆肥(2〜3kg/㎡)と化成肥料(100g/㎡)を施し、よく耕して畝を立てます。畝幅は60cm以上確保しましょう。
定植
本葉が4〜5枚の苗を、株間80cmで植え付けます。風に弱いので、支柱を立てて倒伏防止します。
管理
乾燥に弱いので、晴れが続くときは朝にたっぷり水やりをおこないます。定植2週間後から、2週間おきに化成肥料を株元に追肥してください。人工授粉すると確実に実がつきます。午前中に雄花の花粉を雌花へつけます。
収穫
実が15〜20cmになったら収穫のタイミングです。放置すると育ちすぎて硬くなるので早めに摘み取りましょう。
ズッキーニの育て方|プランター編
プランターと土
深さ30cm以上・容量15L以上の大型プランターを用意します。元肥入りの培養土をたっぷりと入れます。
定植・支柱
1株ずつ中央に植え、支柱で倒伏を防ぎましょう。プランターでも人工授粉が効果的です。
管理
水切れしやすいので、朝と夕にチェックし、乾いていれば水をしっかり与えます。液肥も週に1回ほど与えると実付きが良くなります。
収穫
畑と同じく、15〜20cmで収穫します。収穫が遅れると株が弱り、次の実が付きにくくなりますので忘れずに収穫してください。
ズッキーニのおすすめレシピ3選
ズッキーニのチーズ焼き
材料:ズッキーニ1本、ピザ用チーズ、塩こしょう、オリーブオイル
- ズッキーニを1cm厚の輪切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、両面を焼く。
- チーズをのせて蓋をし、溶けたら塩こしょうで味付け。
トロトロの食感がたまらない至高の一品です!
ズッキーニとトマトのマリネ
材料:ズッキーニ1本、ミニトマト6個、酢大さじ2、オリーブオイル大さじ1、塩少々
- ズッキーニを薄切りにしてさっと茹でる。
- トマトは半分に切る。
- 調味料で和えて冷蔵庫で30分冷やす。
夏にぴったり、さっぱりな副菜です!
ズッキーニとベーコンのパスタ
材料:ズッキーニ1本、ベーコン、にんにく、オリーブオイル、パスタ
- ズッキーニは細切り、ベーコンは短冊に切る。
- オリーブオイルでにんにくを炒め、ベーコンとズッキーニを加える。
- ゆでたパスタと和えて塩こしょうで味付けする。
メインにもなる栄養たっぷりの旨すぎるパスタです!
まとめ|ズッキーニは初心者向けの“多収穫”夏野菜!
ズッキーニは育てやすく、長く収穫できる家庭菜園の強い味方です。一株で10本以上収穫も夢ではありません。
花も食べられるズッキーニ、ぜひ育てて、夏の食卓に彩りを添えてみてくださいね!