DA64V(エブリー)にドライブレコーダーをヒューズ電源から設置する方法(既存の車から別の車にドラレコを移植する方法)
この度、愛車のエブリー(DA64V)にドライブレコーダーを設置しました。ドラレコは、別の車から拝借したものを設置しますので、ケーブルの頭を加工し設置しました。
今回は、配線の加工方法と、ヒューズボックスから電源をとりましたので、電源の取り方と配線の隠し方をご紹介していきます。
車の買い替え等で、ドライブレコーダーを移動する場合の参考にしてください。
設置する為に必要な道具
今回、こちらのドライブレコーダーを使いました。「TZD-102」全面のみのタイプですので、リアまでの配線は必要ないです。
以下、設置するにあたり必要な道具たちです。
電源の取り出しに使うヒューズです。必要なアンペアを確認して購入してください。
対象のヒューズが「ACC」なのか「常時」なのかを調べる時に使います。
電工ペンチと端子のセット商品です。ひとつあると色々と便利です。
内装を剥がす為に必要な道具です。無くてもマイナスドライバーで代用できますが、あると作業がはかどります。
ドラレコ本体を設置する為の両面テープです。これ不安感無くしっかりと接着されます。
インパクト用のソケットです。ボディーアースを取る際にナットが硬過ぎたので購入しました。スパナで取れれば必要ありません。因みにナット径は10mmです。
設置・配線方法
ドラレコのケーブルの頭の作り方
既存の車からドラレコを外した際に配線を切って持って来ていますので、エブリーに設置する際に配線の頭を作る必要があります。
電工ペンチを使ってケーブルからビニールを剥ぎ、ギボシ端子のオスを圧着します。ギボシ端子はオス・メスがあるので、低背ヒューズ電源に合うように注意してください。
ドラレコの設置方法(電源の取り出し方)
今回は電源をヒューズボックスから取ります。
運転席右側にある小物入れの裏にヒューズボックスはあります。小物入れははめ込み式なので、開いた状態で側面を押しながらゆっくりと取り出してください。
ヒューズボックスの中はこんな感じになっています。ここから必要な電源を取り出していきます。
今回使うドラレコは、ACC電源と常時電源が必要なタイプでしたので、ここからACC電源と常時電源を探していきます。
どこがどこのヒューズなのかは、小物入れの裏にシールで記載されています。
今回は「右一番下のACC」と「左上から三つ目のRADIO」から電源を取得します。電源に関しては、検電テスターで確認しながらおこないます。
電源の取り出しには上記のような商品を使います。アンペアに関しては同じものを購入してください。今回は15Aが二つ必要です。
検電テスターは車内の電装設置に必要ですので、簡単なものでいいので購入してください。
こんな感じに純正のヒューズから変更してください。ヒューズを抜く際は先の細くなったペンチで抜くと楽です。
ACC側とドラレコの常時電源側(黄色)のケーブルを接続し、ラジオ側とドラレコのACC電源側(赤色)のケーブルを接続します。接続は、素手でねじ込めばOKです。
最後に車体のボディーからアース(ドラレコの黒ケーブル)を取るんですが、今回は写真の位置から取りました。アースはどこから取ってもOKですが、塗装されていない金属部分から取ってください。
写真位置のボルトですが、非常に硬いのでインパクトで外しました。
この状態で、車のエンジンをかけてドラレコが起動すれば設置はOKです。設定に関しては、マニュアルを確認して必要な設定をおこなってください。
ドラレコの電源を取る際に作業し難ければ写真の内装を剥がすとやり易いです。ここもプラスドライバーのみで剥がせます。ネジも一ヵ所のみです。
ドラレコの配線方法
配線に関しては右側の内装を外して、ヒューズボックスまで辿ることにします。
ここの内装の外し方は、まず「取っ手」をプラスドライバーで外します。ネジは二ヵ所あり、そこを外せば後ははめ込んであるだけなので、注意しながら外してください。
今回インパネは外さないので、ここの隙間からヒューズボックスへ配線を落としていきます。紐とかに配線を結んで落とすとやり易いです。
ドラレコ本体はルームミラーの後ろに設置しますので、フロントガラス上面の内装の中を通します。
内張り剥がしを使って無理やりねじ込めればねじ込んで終わりですが、サンバイザーを取れば簡単に配線できます。サンバイザーの取り方は、写真の器具の穴にマイナスドライバーを入れ手前に引くとロックが外れます。外れたらそのまま本体を外します。
まとめ
今回は、既存のドラレコを別の車に移植する方法をご紹介しました。今回はヒューズボックスから電源を取りましたが、ナビ・オーディオ裏からも分配機を使って電源を取り出すことが出来ます。
どちらから取るかは好みと配線順路によるので適正な方法で設置してみてください。