エブリー【DA64V】のリアルーフに車中泊用の棚を自作しました
最近車中泊で旅に行く事が増えてきました。車中泊って安上がりで財布に優しいうえに、ちょっとキャンプっぽくてテンションあがりますよね。
ただ愛車がエブリー(DA64V)なので、寝る時に荷台の荷物を運転席に移動する必要があります。
一泊くらいならいいですけど、二泊三日とかになるとさすがにめんどくさいんですよね。
寝る前に荷物を運転席に移動して、翌日起きたら荷物を荷台に移しての作業が・・・。
と、いうことで「車内に荷物を置けるスペースを作っていこう」ということでまずは、リアルーフの空間に荷物置き場を作ることにしました。
材料
まずは必要な材料から
「イレクタ―パイプ」「片サドル」「イレクタ―用キャップ」「イレクタ―用ジョイント」「ターンナット」が必要になります。
具体的には
【YAZAKI イレクターパイプ】
1200mmを2本、1500mmを1本
【片サドル 4個EF-1008A S】
【イレクター ジョイントJ-49 S BL】
4つ必要です。
【イレクター ジョイントJ-59C S BL】
こちらも4つ必要です。
【WAKAI ターンナット ねじ付 TN-5T 2個入り F-601】
こちらも4つ必要です。2セットですね。
※ネジ穴が切ってある車種の場合は必要ないですが、DA64Vはそんな親切設計ではないのでこちらは必須です。
作り方
最終的にこんな感じになります。
棚に使った素材は、イレクタ―パイプとよばれるものです。スチール製のパイプですので、塩ビパイプに比べて強度があります。
今回、120cmを2本、150cmを1本購入しました。
これを、65cm×2本、108cmを1本、111.5cmを1本に切り分けます。
パイプを切るにはパイプカッターを使用します。
パイプカッターはこちらを使用しました。イレクタ―パイプも問題無く切断できました。
使い方は、パイプを挟んでクルクル回すだけです。
65cmに切った方にキャップをはめます。
そして、イレクタ―パイプを取り付ける為に車に加工をします。
まずは、取り付け位置を確認し、荷室のルーフにあるクリップを外します。
はめ込まれてるだけなんで、マイナスドライバーとペンチで外していきます。
あまり無理やり外すと割れますので注意してください。
クリップを外した穴ですが、このままだとボルト等でとめる事ができません。
そこで、ターンナットという便利な商品を使います。
こちらネジ山が無い穴に、ネジ山をつくれる商品になります。
こういう感じで、90度クルット回るようになっています。
穴の中に本体を入れて、クルット回してボルトで固定します。
そのままだと「ターンナット」が入らないので、ステップドリルという工具を使って穴を空けます。
ターンナットの下穴は10mmですので、10mmまで穴を広げます。
ステップドリルとはこういう奴です。
ノーブランド製ですが特に問題無く使えました。
レビュー見てると折れる事もあるようですが、実売300円くらいなんで折れたらまた買います。
穴が10mmになったらターンナットを入れて、片サドルを固定します。
そして片サドルにイレクタ―パイプを固定します。
108cmに切った方を前側につけます。
111.5cmの方を後ろにつけます。車体に前後で3cmほど開きがあるので注意してください。
バーが出来たら、棚を取り付けていきます。今回は100均のダイソーでプラスチック製の入れ物を購入して結束バンドで固定しています。
棚の端にはロッドホルダーを制作しました。マジックテープと100均の洗濯バサミで竿を固定します。竿が3本乗せる事ができます。
自作コスト
2500円
意外とかかった印象ですね。まあ、既製品が無いので比べようが無いですけど、自作すれば車体に合わせてピッタリ純正品のように作れますので満足しています。
また、イレクターパイプ自体がかなり頑丈です。多少重いものを乗せても歪んだりはしないですね。
まとめ
いかがでしたか?
車中泊用に棚を自作してみました。
イレクタ―パイプは強度もあって汎用性が高いので、これから拡張して車内にもっと棚を作っていきたいと思っています。
今回自作した棚は荷物置き以外にも、ロッドホルダーとしても使う予定です。
これなんかロッドホルダーとして良さそうな感じです。
【ジョイント J-129 S BL】
今回使用した電動ドリルドライバーです。
以前はインパクトを持ってましたが、壊れたのでこちらに変えました。
家庭でDIYするにはこれくらいのもので十分ですね。
車内の荷物置き場制作第二弾として、オーバーヘッドコンソールボックスも自作しています。