ソーシャルレンディングのマネオ(maneo)は儲かるのか?儲かりませんでした!
ソーシャルレンディングという分野にマネオという会社を通して投資を行っていました。
現在投資案件自体が無いので資金を引き上げました。
で、2018年3月から投資を行った結果どうなったのかをご紹介していきます。
ソーシャルレンディングをこれから始めようって方に参考になればとおもいます。
ソーシャルレンディングってなに?
まずはソーシャルレンディングがどういうものかをご紹介します。
2005年にイギリスから始まったサービスで、「マーケット型」「オークション型」「貸付型・ファンド型」の3つの型にわかれています。
今回、ソーシャルレンディングの一般的なイメージに近い「貸付型・ファンド型」についてご紹介します。
この図が分かりやすいので、マネオさんのHPから拝借しました。
通常誰かにお金を貸す場合、貸金業の登録が必要になります。
個人で貸金業の免許を取る事は不可能ですので、ソーシャルレンディング業者が仲介する形で法律に触れない形をとっています。
ようは、マネオと言う貸金業者を通して借り手(企業)にお金を貸して利息を受け取るというビジネスモデルです。
モデル自体は良くできていて面白いと思い投資を始めました。
利回りも業者や投資先によりますが、3%~13%くらいあります。
マネオってどうなの?
日本初のソーシャルレンディング会社として、2007年8月に設立された会社です。
現在の成立ローン金額1600億円、8700名の登録者がいます。
2016年、2017年くらいにメディアに露出して一気に知名度があがりました。
融資案件の分散と担保の確保を行っていました。
これからという所の2018年末から、投資案件での分配金や元本の延滞が発生し始めました。
現在投資案件はキャンセルになっており、新規申し込みは行えません。
未回収金の回収業務をメインに行っているようです。
結果どうなった?
マネオでの運用履歴を時系列で記載します。リスクは承知でしたので、融資期間が6ヶ月未満の案件に投資していました。
・2018年3月に10万円で運用を開始しました。
・3つの融資案件に3万・3万・4万で投資。
・順調に分配があるので、2018年6月に40万円追加入金。
・4つの融資案件に10万・10万・10万・10万で投資。
・以降、マネオで分配金を受取り、元利金が返還されたら再投資を行う。
・2019年9月に初めての分配金遅延がおこる。
・投資案件以外でも分配金・元利金の遅延が増加。
・2019年12月に全資金を引上げる。
※因みに、マネオの関連会社のグリーンインフラレンディングにも10万円で投資していました。
こちらも、2018年7月に分配金の遅延が発生しました。
一応元利金は全額返還されました、残り600円ほどの分配金が償還待ちになっております。
投資結果
投資元本:40万円
受取り利息:3万2630円(年利4%ほど)
返還待ち:5万9600円(内600円はグリーンインフラレンディング分)
現状の結果だけ見れば、投資としては無いですね。運用結果マイナスですからね。
まとめ
ソーシャルレンディング業界自体が若いので、いろいろとありますね。
ちょくちょく業務停止命令が出てる会社もありますし、そのまま倒産していく会社もありますしね。
この業界は、以前のFX会社の創成期みたいな感じですね。これから徐々に良くなっていく感じはしますね。
まだ6万円程返還されていないので、これが返還されて始めて年利4%くらいの運用結果が出る投資になります。
4%って、まあ、正直素直に高配当株買っとけばokな感じですね。
と言う事で、やってみて分かりましたが、ソーシャルレンディングは全くやる必要の無い投資ですね。
ソーシャルレンディングを始めるかどうかで迷っている方は、高配当株を購入する事を強くおすすめします。