フロントガラスに出来た「飛び石」を自分で直す方法。補修用商品の紹介もあります(DA64V)
先日、朝早くに釣りに行った時に「飛び石」にあいました。
「ビシッ」と嫌な音がして、明るくなってから確認するとフロントガラスの下の方に亀裂が入っていました。
まあ、一般的には飛び石は車両保険で直す方が多いと思いますが、私は車両保険に入っていないので実費になります。それに車両保険に入っていても、車両保険を使うと翌年の等級が下がるんで使わない人も多いみたいですけどね・・・。
という事で実費で直すことになりますが、業者に頼むと高い。一般的な相場は、修理の場合で1万5000円~3万円ほど。交換になると10万以上するとのこと。
髙い、高すぎる・・・。
という事で、「高いなら自分で直せばいっか」という感じで自分で直すことにしました。
今回は自分で飛び石を補修する方法をご紹介します。
傷の程度
傷の程度によっては、補修が難しく交換になるみたいです。その程度とは
- 傷の範囲が500円玉に収まるくらい
- ガラスの端から10~20cmくらい離れている
- 隣接して2ヵ所以上の傷がある
- 内側まで貫通している傷
くらいみたいで、取りあえず今回は自分で補修出来そうです。
補修前の写真ですが、結構ビシッといってますね。応急処置でビニールテープを貼っていたので、その後が残っています。
補修道具
今回は上記の商品を使って補修していきます。通販サイトを見ているともっと安い商品もありますが、「補修液が固まって使えない」というレビューもあったので、信頼できるメーカー品にしました。
こちらから購入出来ます。
2290円で購入出来ますが、とにかく最安が良いって方はこんな商品もあります。
500円台で購入出来ますが、使えるかはわかりません。
補修方法
※補修液は太陽光で固まるので、以下の作業は日陰でおこなってください。
まずは、付属の安全ピンを使って、傷口を少し広げます。補修液をしみ込ませやすくする為なので、少し押し込む感じでOKです。
付属の台座を傷口を囲むように設置する。裏面がテープになっているので、剥がして貼り付けてください。
台座の表面のテープを剥がして、補修液を入れる器具を貼り付けます。ガラス面と台座と器具の間に隙間があると補修液が漏れますので、しっかりと張り合わせてください。
そのまま付属の「補修液」を入れてください。
付属の注射器を器具に固定します。ネジ穴があるので回しこんでください。
注射器を上まで上げて金具で固定します。結構力が要り、硬い感じがしますがこれでOKです。これがスカスカ上がるようだと、どこかから漏れています。
金具に留めたまま1分ほどそのままにしておきます。
金具を外すと自然に注射器が押し込まれますので、押し込めるところまで押し込みます。
この注射針を上げる・下げるという作業を10回ほど繰り返します。
器具や注射器を全て外し、傷口に補修液を万遍なく浸みこませ、付属の透明シートで被います。
直射日光があたる所へ車を移動させ、1時間以上放置します。
フロントガラス上に残った補修液を付属の剃刀でこそげ取って完成です。
料金
2290円
今回使った商品が上記値段のものでしたが、もう少し安い商品も沢山ありました。ただ、安くても不良品であれば意味がないので、しっかりとしたメーカー品を購入することをオススメします。
まとめ
今回は「フロントガラスに出来た飛び石を自分で直す方法」をご紹介しました。
仕上がりに関しても、「傷が完璧に見えなくなる」事は無いですが、だいぶ見えなくはなります。特にヒビ割れ部分に関してはしっかり見ないと分からないくらいには補修出来ます。
強度に関しても、補修後5000㎞ほど走ってますが特に問題無いです。ヒビも広がりませんし。
フロントガラスの補修も修理屋に頼むとまあまあ良い値段しますので、是非自分で直してみてください。
補修方法に関しては、動画で公式から詳しく紹介されています。そちらも合わせて確認してから補修作業をおこなってください。